「酒のツマミになる話」勝俣炎上の理由。老害&若害の対処法まとめ

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2024年5月24日放送のフジテレビ系列『酒のツマミになる話』で、タレントの勝俣州和さんが、後輩に対しての自身のアドバイスを『老害』と捉えられてしまう事に異議を訴えました。

ところが、この発言に対してSNS上では反論が相次ぎ、放送後に大きな余波が広がっています。

以下『酒のツマミになる話』の放送内容

別番組で数年ぶりの共演となるビビアン・スー(49)さんと食レポをする収録中に、ビビアンさんが出演者の中で一番年下だったこともあり、勝俣さんが「料理をみんなに取り分けてあげて」と発言。

すると、食レポの番組スタッフから「勝俣さん、それ老害になっちゃうので放送出来ないです」とNGを出されてしまったとの事。

その番組スタッフに対して勝俣さんは、
オレ達は体育会系でやってきて、一番若い出演者が周囲に気を配る事で、みんなに名前を覚えてもらい、出世していったんだよ?」と説明したが、
番組スタッフからは、「たとえビビアンさんが取り分けるシーンを撮影しても、オンエアは出来ない」と言われてしまったのだという。

その後、『酒のツマミになる話』の出演者に対して勝俣さんは、
このままでは私たちは教育すら出来なくなる。
もはや若害を受けている
と持論を展開し、それに対してSNSで反論が相次いだという経緯です。

勝俣さんの発言に対しての批判も去ることながら、
若害』というフレーズも今後話題になりそうですね!笑

それにしても、なぜここまで『老害』という言葉に共感する人が増えているのでしょうか?

なぜ若年層は年功者の気持ちを汲み取れないのでしょうか?
両者は平行線をたどるしかないのでしょうか?

今回のブログでは、
・若者が年功者からの指導を『老害』と感じてしまう理由
・若者の『老害』への対処法
・年配者の『若害』への対処法

の3点についてまとめていきます!

目次

若者が年功者からの指導を『老害』と感じてしまう理由

理由は様々あり、どれが正解というものは無いのですが、一番の理由は、
今まで生きてきた時代背景が違いすぎる』事ではないでしょうか?

昭和・平成を生きた年功者世代は

・企業戦士
・モーレツ社員
・年功序列
といった「体育会的」「縦社会的」な風潮を背景に、高度経済成長期やバブル崩壊後のカオスを生き抜いてきた世代です。

個々の人格や意見を重視するよりは、集団帰属意識が高く、粉骨砕身で働く」という考え方が評価された時代でした。


一方、平成・令和を生きる若年世代は、

・多様性
・デジタルネイティブ(インターネットやスマホが普及した時代に生まれ育った)
・クリエイティブ(SNS、YouTube発信等)
といった「個人重視的」「多様性に寛容的」な風潮を背景に、
リーマンショック後の就職氷河期やコロナ禍など不安定な時代を生きてきた世代です。

個々の人格や意見を重視し、情報発信能力が高く、人生の質を重視しつつ働く」という考え方に変化してきた世代です。

なぜここまで世代間で価値観が大きく乖離しているかと言うと、
バブル崩壊後の日本企業のグローバル化や、インターネットの急速な普及により、日本人の人生観や生活様式が大きく変化した事が理由として挙げられます。

欧米では日本のような年功序列はあまり見られず、実力主義かつ自由主義的な風潮が強いのは皆さんもご存じだと思います。

現代の日本でも教育現場においては、かつての体育会的な教育を受けておらず
先生はおろか親からも手を上げられた経験や強い叱責を受けた経験が少ない世代です。
そもそも、目上の人からの圧力というものに耐性が無いのです。


若者の『老害』への対処法は?

ここでは、『老害』に対しての上手な対処法についてまとめていきます!

機嫌を損ねないように適度にほめる

老害』と呼ばれる人々は、自分の意見を否定されることを何よりも嫌がります。
特に、それが自分より若い社員からの指摘であれば、なおさら気分を害してしまいます。
そんな年配の方々の機嫌を損ねないようにするためには、会話の中でさりげなくおだてることが有効です!

例えば、仕事のやり方についてアドバイスを受けた場合には「さすがです。その考え方は思いつきませんでした」「勉強になります」といったフレーズを使うと有効です。
たとえ偉そうな口調にイラっとしても、こうした言葉を使ってその場をうまく切り抜けましょう!

自分からは近寄らず距離を取る

老害」と言われる人たちは、細かいことに口出ししたり、理不尽なことを言ってきたりすることがあり、接する際に不愉快な思いをすることが少なくありません。

「目上の人だから」と気を遣ってこちらから話しかけると、都合よく利用されてしまうケースもあります。
ストレスを与えてくるだけの相手とは、無理に親しくする必要はありません。
仕事に関する必要最低限の会話にとどめ、プライベートや飲みの席では適度な距離を保ちましょう。


年功者の『若害』への対処法


年配者としての器の大きさが試されています。時代の流れとうまく向き合うための方法についてまとめていきます。

後輩の立場や、周囲の状況を考える

親切のつもりでしていることが、実は相手は不快に感じている可能性もあります。
たとえば、親身になって仕事のやり方をアドバイスしたり、ちょっとした世間話をしていることはありませんか? アドバイスがいつの間にか上から目線の説教になっていたり、世間話が長話になってしまうことはよくあります。

自分が話して気持ちよくなっているだけで、相手を不快にさせていては親切とは言えません。
自分の話が相手の仕事を妨げていないか、常に配慮してあげましょう!

やみくもに否定しない

「老害」と呼ばれないために重要なのは、「後輩の意見をやみくもに否定しないこと」です。
誰でも歳を重ね、経験を積むと、自分の判断や考えが正しいと思い込みがちです。
しかし、自分が「老害」にならないためには、「自分は頑固な考えにとらわれていないだろうか?」と定期的に自問することが必要です。
家族や若い人たちの話に耳を傾け、頭と心の柔軟性を維持しましょう!


まとめ

高圧的な態度で、周囲の人を困らせてしまう事を『老害』と揶揄されてしまう時代です。
本人に悪気が無くても受け取る側がそう感じてしまうのが実情です。

同様に、勝俣州和さんが言及した、
若者が年功者に対して不快感を与えている”若害」も存在しているのが事実です。
老害』という言葉を盾に年功者を邪魔者扱いしているだけでは、問題の解決にはならず双方にとって不利益なままです。

老害』と『若害』という言葉の狭間で視野が狭くなってしまってはいけません。
お互いの生きてきた時代背景や考え方を理解し、互いに尊重し合う、本当の多様性が求められているのかもしれませんね!

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