お盆休みの真っただ中、青汁王子が『お金が無くなった』という内容をTwitterに投稿し話題になっています。
当初は、お金が無くなった理由を一切公表せず、フォロワーの間では「青汁王子に何が?」とTwitterのコメント欄は騒然となりました。
その2日後の2024年8月15日、青汁王子は沈黙を破り、「株式投資に失敗した」という趣旨の驚きのツイートを投稿。
「今が人生の底辺だ」と言うほどの投資の損失額は一体いくらだったのでしょうか?
株式投資に失敗した理由は何だったのでしょうか?
詳しく見て行きましょう。
青汁王子の投資の損失額はいくら?
今回の騒動では、青汁王子は具体的な損失額を明らかにしていません。
しかし、今回の時系列や、青汁王子の推定資産額から、今回発生した投資の損失額を推定していきます!
青汁王子の推定損失額
青汁王子の投資での損失額は…
数十億円~数百億円
と推定しました。
あくまで推定の数字にはなりますが、下記にこの推定に至った理由と判断材料を述べて行きます。
【判断材料①】保有する会社の資産額
2023年に出演したYouTube番組で、青汁王子は自身の総資産額について言及。
保有している会社を全部売った場合いくらになるのか?という問いに対して青汁王子は、
『1000億は行かないけど、数百億円くらい』と回答。
2023年当時の日経平均株価と、2024年8月の日経平均株価を比較すると、個別銘柄もある程度上昇していたはずなので、2024年8月当初は1000億近い資産があったと推定されます。
【判断材料②】バイク事業
青汁王子と言えば、2024年6月にEVバイクの会社を買収。
「今後は、ホンダやKawasakiに並ぶバイクメーカーを作る」と新規事業に注力していました。
しかし今回の「お金が無くなった」騒動で当初からTwitterに投稿していたのが「バイク事業を続けたかった…」という言葉。
青汁王子はこれまで、バイク事業の為に自身の別荘や高級車など、数億円相当の私財を売却。
そのお金をバイク開発につぎ込むなど、バイク事業は青汁王子「肝いり」の事業だった様子。
しかし、今回の騒動で青汁王子はバイク事業の断念を示唆するツイートを投稿。
もし、6月に買収したバイク会社を売却し、投資の損失に補填していたとすると、一連のツイートと整合性が取れてしまいます。
【判断材料③】8月2日からの株価暴落
2024年8月2日から、日経平均株価は暴落。
8月5日までの2営業日で約7000円程の下落を記録し、下げ幅は過去最大となりました。
これにより、青汁王子が保有していた会社の株価も下落していたと考えられる為、判断材料①で述べた時価総額1000億円という金額からは下回っている事が可能性として考えられます。
【判断材料④】残高8万円の投稿
青汁王子は今回の騒動の序盤に、自身の預金残高の写真をTwitterに投稿。
そこには、残高8万6千円の表示が。
もし、預金残高のみで損失を補填し、口座が8万円になっただけであれば、
①で述べた「保有する会社の株」や、②で述べた「買収したバイク企業」を売却する必要は無いはずです。
しかし実際には、「すべてを失った。」「自分のバイクを世間に広めたかった。孫に自分のバイクって言いたかった。」
などと、本当に資産の殆どを失った事をTwitterで示唆しています。
以上の①~④までの判断材料を考慮すると、8月当初の株価暴落で保有する会社の価値が一時的に下がっていたとしても、少なくとも数十億円~数百億円の損失を出していたのではないかと推定する事が出来ます。
※上記は全て推定の損失額、推定の判断理由となります
青汁王子が株式投資で失敗した理由
ここからは、なぜそこまで巨額の損失に膨らんでしまったのかを解説していきます。
青汁王子が、「今が人生の底辺」「お金が無くなった」と意味深な投稿をしてから約2日。
沈黙を破って投稿されたのが、こちらの投稿。
どうやら、株式投資の『信用取引』で巨額の損失を出していた様子。
もう少し詳しく見て行きましょう。
『信用取引』で損失が急拡大
『信用取引』
聞き慣れない方も多いと思いますので、ここで簡単に『信用取引』について簡単に解説していきます。
かなり簡単に言うと
・手持ちの資金よりも何倍も大きな金額の株取引が出来るため、小資金で莫大な利益が得られる
・その反面、手持ち資金を上回る莫大な損失になる事もある
と言うのが『信用取引』のからくり。
俗に言う、ハイリスクハイリターンな取引方法となります。
通常よりもハイリスクな『信用取引』だった?
通常、個別株などの信用取引は『自己資金の3.3倍』の金額を運用する事が可能。
簡単に言うと、10万円の自己資金に対して23万円の借入をし、33万円での運用が可能になるイメージです。
3.3倍で信用取引する事自体がある程度のリスクにはなりますが、個人投資家の多くは『信用取引』を行っているのが現状。ある意味一般的な取引方法でもあります。
しかし、この『信用取引』には更にハイリスクハイリターンな方法が存在…
それが、『日経平均先物取引』。
『日経平均先物取引』を信用取引で行う場合は最大で自己資金の「20倍」近くの巨額の運用が可能になります。
上手くいけば利益も20倍ですが、失敗すると損失も20倍になる可能性が有り、まさに諸刃の剣…
もし、青汁王子が高倍率の信用取引を行っていた場合は、実際の運用額に対して数十億~数百億円の損失が出ても不思議ではありません。
真相は定かではありませんが、青汁王子ほどの資産家が数日のうちに無一文状態になるという事は、相当高額な自己資金を投資していたか、相当危険な高倍率で資金を運用していたかのどちらかになります。
まとめ
真夏の日本に衝撃を与えた、青汁王子の『お金が無くなった』騒動。
本人はかなり憔悴している様子で、事の詳細は今後明かされていくのかもしれません。
今回は巨額の損失となってしまったようですが、青汁王子は過去に何度も挫折を経験し這い上がってきた経歴があります。
今はまだ立ち直れる状態ではないかも知れませんが、今後また持ち前の行動力で這い上がってくる事は間違いないでしょう。
青汁王子の復活劇に期待せずにはいられません。