2024年、日本は深刻な米不足に直面しています。
多くの家庭で日々の食卓を支える米が手に入りにくくなり、スーパーやコンビニの棚も空っぽの状態が続いています。
この記事では、2024年現在、米を購入するためのおすすめの購入方法5選をご紹介！
米不足の背景や原因も合わせて解説し、「米はどこに売ってる？」という悩みにお応えしていきます。
米はどこに売ってる？おすすめの購入方法5選
どこのスーパーに行っても「お米が無い！」とお困りの方も多いのではないでしょうか？
この章では、2024年現在、お米を入手出来る可能性が高い方法を「５つ」ご紹介していきます。
①ネット通販
スーパーから米が消えた今、まずは最初に思い浮かぶ購入方法だと思います。
実際に大手通販サイトを見てみると、若干ではありますが「在庫あり」の商品もチラホラ…
ポチップ
普段購入している価格よりは若干高めになる可能性や、送料が別途必要になる可能性もありますが、米不足が解消されるまでは「まとめ買い」で凌ぐのも一つの手段かも知れません。
②産直などの直売所
都心部では難しい購入方法ですが、郊外や地方の「産直」や「直売所」では、米不足の状況下でもお米が購入出来る可能性が有ります。
産直などは、朝一番で農家さんが納品に訪れるため、開店と同時に向かうのがおススメ！
スーパー程の供給量は無いものの、良質なお米が手に入る可能性が有ります。
③スーパー、ドラックストア
スーパーのお米売り場が一番ピンチではありますが、入荷が全く無い訳ではありません。
現在は「入荷未定」と記載しているスーパーが多いと思います。
しかし、不定期かつ少量ではありますが入荷するタイミングが無い訳では有りませんので、こちらも開店時間に合わせて、頻繁に通ってみるとタイミング次第ではお米を購入出来る可能性が有ります。
また、穴場なのが「ドラックストア」。
お米の購入と言えばまだまだスーパーのイメージが強いですが、最近のドラックストアは食品類も豊富に取り揃えているので、運よくお米の在庫に遭遇する可能性も！
通販などが苦手な方は、この方法を試してみると良いかもしれません。
④メルカリ
高額にはなってしまいますが、大手フリマサイトの「メルカリ」にも数多くの「お米」が出品されています。
メルカリで家庭の不要物を売り捌き、その利益を「お米の購入」に充てるのも、「2024年米騒動」を乗り切る一つの方法なのかも知れません。
⑤地方から送ってもらう
地方も米不足ではありますが、都心部ほど逼迫した状態ではない可能性が高いです。
都心部では「焦り」から急激な需要が生まれている可能性も指摘されており、需要が安定している地方では都心部よりは需給のバランスが取れている可能性が有ります。
地方に家族やお友達がいる方は、遠方から送ってもらうのも一つの手段になりそうです！
東京で米を買う裏技3選
ここからは、「東京」でもスグにお米を購入できる「裏技3選」をご紹介！
生米ではありませんが、比較的すぐに「ご飯」を入手出来る例をご紹介していきます。
①牛丼チェーン店
都心部であろうが地方であろうが、街に「必ず」と言ってよいほど存在するのが「牛丼チェーン店」。
実は、一般市場の「米不足」とは違い、外食市場で流通しているお米は2024年現在も比較的安定して供給されており、そこまで需給が逼迫していない状態。
各牛丼チェーン店では「ライスのみ」の提供もされている事から、テイクアウト等で既に炊飯されたお米を入手する事が可能です。
②弁当チェーン店
牛丼チェーン店ほどの店舗数は有りませんが、こちらも同様に一般市場の米の需給とは違い安定した供給がなされています。
元々、ライス単品での販売がされているケースが多い事から、比較的安価に炊飯済みのお米を入手する事が可能です。
③ウーバーイーツ
こちらは、都市部限定の入手方法になりますが、ウーバーイーツを介して上記のような外食チェーン店から「ライスのみ」を注文出来る可能性が有ります。
ウーバーイーツの場合、注文の時点で「ライスのみの注文」が可能かどうかが分かるため、イチかバチかで実店舗に向かう必要が無くなります。
最も手軽、かつ確実に「ご飯」を入手する手段の一つになりそうです。
米不足の現状とその原因
ここまでは、お米の入手方法をご紹介してきましたが、ここからは「米不足」の原因について解説していきます。
米不足の原因
2024年に日本列島を襲った「米不足」の理由として挙げられているのが、
・2023年の異常気象による不作
・政府の生産調整
・外食需要の急増
・物価高騰下での米の割安感
・南海トラフ地震臨時情報による備蓄需要
・精米歩留まりの低下
などなど…
このように複合的要因が重なり、米の供給が大幅に減少してしまったと見られています。
また、米農家の高齢化と後継者不足、減反政策と飼料用転換も今後の米不足の要因として考えられており、一過性の米不足ではなくなる可能性も指摘されています。
今後の見通し
流通関係者の見通しでは「9月頃から新米の供給が始まる」との見方が多いようで、今後は徐々に供給が安定していく見通しとなっているようです。
また、日本政府も「政府備蓄米」の放出については現時点ではかなり慎重な姿勢を示しており、特段の対応をせずとも、今後は需給が安定していくと見ているようです。
まとめ
2024年、突如として日本が陥ってしまった「米不足」。
1993年の大凶作の時のような「米騒動」には発展しないと見ている専門家も多いようで、時期的には新米の流通も始まる事から、今後は徐々に改善されていくとの事。
とは言え、「夜明け前が一番暗い」という言葉が有るように、一般市場では「米不足」が日に日に悪化。
一刻も早い夜明けが望まれています。
