2024年8月31日放送の「24時間テレビ」。
今回のマラソンランナーは、お笑い芸人の「やす子」さんと言う事もあり、長時間の運動を強要する事に対して不安視する声が多く、放送数か月前から「マラソン中止」を求める声が多く上がっていました。
いざ、放送が開始されると、今回のマラソンは「競技場で開催」という驚愕の発表がありTwitterは一時騒然!
「競技場を250周」という過酷なノルマに対して、「ひどい」などと批判の声が上がっています。
この記事では、競技場開催になった理由5選と合わせて、会場となっている競技場の紹介や、今回の24時間マラソンに対してのネットの声をご紹介。
渦中の「24時間マラソン」を深掘りしていきます。
24時間マラソン「競技場250周はひどい」ネットの声まとめ
ここからは、今回の24時間マラソンの「競技場開催」へのネットの声をご紹介していきます。
異例の開催スタイルに対して、視聴者の皆さんはどんな反応を示しているのでしょうか?
早速見て行きましょう。
トラック永遠と走って何が面白いん?
拷問してるようにしか見えない
この番組いい加減終わってくれ
#24時間マラソン
#ひどい
24時間テレビのマラソン
もはや体罰レベルでひどい
やす子日産スタジアム250周
ただの拷問やんww
可哀想すぎる
偉い人、同じように250周走ってみればいい。
普通に考えて、同じ景色をぐるぐる250周とか頭おかしくなりそう
なんのために走らないといけないの?
拷問かよ
叩かれまくって出て来た案がこれか…
ずっと同じ景色の中走るのって本当にキツいんだよ
もうマラソンも24時間テレビも無くして良くねぇ?
同じトラックを応援もなくひたすら走って、
やす子がかわいそう…
いい加減24時間マラソンやめろ
トラック250周?
雨の中、無観客で?
24時間TV何考えてるん?
アホなん?
こんな番組終わってる。
このように、ほぼ100%に近いレベルで批判的なコメント
「24時間テレビ」マラソンは競技場250周
慣例では、24時間マラソンは「100㎞」を走りきるという事が目標とされてきました。
今までは街中を走る事が「当たり前」だった訳ですが、今回は競技場での開催。
1周400mの競技場で100㎞走るという事で、競技場を単純に250周走るという異例のスタイルが採用されました。
会場の競技場は「日産スタジアム」
ここで、今回の24時間マラソンの会場となった「日産スタジアム」の情報をご紹介していきます。
【名前】 | 日産スタジアム (別称:横浜国際総合競技場) |
【所在地】 | 神奈川県横浜市港北区小机町3300 |
【起工】 | 1994年 |
【開場】 | 1998年 |
【所有者】 | 横浜市 |
【運用者】 | 横浜市スポーツ協会 横浜マリノス 管理JV共同事業体 |
【建設費】 | 総工費約603億円 |
【収容人員】 | 72,327人 |
24時間マラソンが競技場で開催になった理由5選
この章では、「なぜ競技場での開催になったのか?」という疑問にお応え!
日テレが「競技場での開催」に踏み切った理由を考察していきます。
①悪天候
2024年8月に発生した台風10号は、24時間テレビ放送日の1週間前の時点で、関東エリアを直撃する予報でした。
このため、24時間マラソンで実際に走るエリアは、相当な悪天候になる事が早い段階から予測され、
「中止した方が良いのでは?」
「台風の中でもやらなきゃいけないの?」
「命の方が大事なのに…」
などと、開催中止を求める声が多く上がっていました。
しかし、放送開始と共に判明したのは「競技場での開催」という驚愕の展開。
四方を「スタンド」で囲まれたスタジアムは、風の影響を最小限に抑える事が可能な為、競技場での開催に踏み切った事が推測されます。
②安全性の確保
従来通りの「一般道」でのマラソンは、一般車両が走行する道路をやす子さんが走る事になります。
駅伝大会などのように、一般車両の交通を規制して開催するマラソンと違い、24時間マラソンは一般車両と接触する危険性が有ります。
昨今の、テレビ番組に対しての視聴者からの逆風を考えると、スタジアム開催にする事で、交通事故へのリスクを最小限に抑え、ランナーの安全性を確保できるメリットがあります。
③熱中症対策
今回の24時間マラソンのランナーが、お笑い芸人の「やす子」さんという報道がされた直後から、「猛暑の中でやす子が走るのは心配」という声が多く上がっていました。
自衛隊出身者とはいえ、決して「ランナー体型」ではないやす子さんが、猛暑のなか100㎞を走るのは確かに高リスク。
一般道の場合、日中のアスファルトはかなりの高温になる事が予想されますが、日産スタジアムの陸上トラックは遮熱加工が施されている為、通常のアスファルトよりは熱中症対策が出来る可能性が有ります。
また、陸上トラックの周囲には「芝生」のフィールドが広がっている為、街中と比較しても気温が上がりにくい環境と言えます。
④妨害の排除
今回、24時間マラソンの開催に関して、早い段階から多くの批判の声が上がっており、中にはやや過激な言葉で開催中止を求める意見もありました。
そのため、もし一般道での24時間マラソンを強行した場合、反対を求める人達が沿道に集結してしまうリスクがあります。
しかし、「競技場」という閉鎖的な空間で24時間マラソンを行う事で、反対者からの妨害を排除する事が可能になります。
⑤視聴者への配慮
やはり、テレビ局としても一番気にしてしまうのは「視聴者」の反応でしょう。
『猛暑』『台風』というダブルパンチの状態で、100㎞走らされる「やす子」を見る視聴者の感情を考えると、特段の配慮がないと、視聴者から納得してもらえない可能性が有ります。
そもそもの存在意義を問われている24時間テレビを継続していくためには、「競技場での開催」はやむを得ない選択だった可能性が有ります。
まとめ
2024年の24時間テレビは、放送前から過去に例を見ないレベルで批判が相次ぎ、かつての大人気番組としての存在感は無くなってしまいました。
世代間の価値観のギャップが広がる中、従来型のテレビ番組の在り方に大きな転換期が訪れている事は間違い無さそうです。
果たして、愛が地球を救う前に、テレビ局は番組を救う事が出来るのでしょうか?