2024年11月18日、「社会の底」という言葉の注目度が高まっています。
この記事では、「社会の底が抜けた」とは何?という疑問にお答え!
「言葉の意味」や「使い方」などを詳しく解説していきます。
「社会の底」がXでトレンドワードに
2024年11月18日、「社会の底」という言葉がX(旧Twitter)でトレンド入りし、話題になっています。
こちらが実際のトレンド表示画面↓
このように、「社会の底」という言葉が1万件以上投稿されており、「兵庫県知事選」や「ラサール石井」という言葉に並んで注目されています。
聞いたこと有りそうで無さそうなフレーズですね…
次の章で、この言葉の「出どころ」を探っていきましょう
「社会の底が抜けた」とは何?どんな意味なのか解説
Xでトレンド入りしていた「社会の底」という言葉。
実は「社会の底が抜けた」という言葉の並びでXに投稿されたことが発端のようです。
そして、この「社会の底が抜けた」という言葉の意味を簡潔に申し上げると…
という意味として捉えられているようです。
「社会の底」とは、どうやら社会に対して抱いていた「信頼感」のようなものを指していたようです。
しかし何故こんな回りくどい言い方が流行っているのでしょうか?
更に詳しく見て行きましょう!
「社会の底が抜けた」はラサール石井のツイートが発端
実は、「社会の底が抜けた」という言葉を最初にXに投稿したのは、タレントの「ラサール石井」さんだったようです。
まずは、事の発端となったラサール石井さんの実際の投稿を見て行きましょう!
社会の底が抜けた。
— ラサール石井 (@bwkZhVxTlWNLSxd) November 17, 2024
兵庫県民の皆さん大丈夫ですか。
政治に無関心な人が、選挙に行かなかった人が、彼を当選させた。
斎藤元彦・前知事の再選確実 兵庫県知事選、失職から返り咲き(毎日新聞) https://t.co/gZPaytbYxS
このように、ラサール石井さんは2024年11月17日に行われた「兵庫県知事選」の選挙結果に対して持論を展開。
パワハラ騒動で失職した斎藤元彦知事が、選挙で再選した事を受けて、「有権者に対する失墜」を露わにしていました。
ラサール石井のツイートが大炎上
先程ご紹介してきたラサール石井さんの投稿ですが、実際の投稿を見た有権者から批判が殺到し、投稿のコメント欄が大炎上。
実際に寄せられているコメントを見てみると…
底が抜けてるのはあなたの頭と評判。 大丈夫ですか?
ラサール石井氏のこの投稿見て兵庫の人々、少なくとも斎藤候補へ投票した人々はどう思うかな。
一般市民の選択を侮辱するのは民主主義の否定ですよ。
兵庫県民ですが余計なお世話です
今回、兵庫県民一人一人が 斎藤さんを当選に押し上げた。 今まで選挙に行かなかった層の人達が 投票行った結果の当選です。
と、このようにラサール石井さんから「失墜」を露わにされた有権者の方々が猛反発!
ラサール石井さんの持論に対して否定的な意見が大量に投稿される結果となってしましました。
「社会の底が抜けた」の使い方
ここで気になるのが、「社会の底が抜けた」という言葉の使い方ではないでしょうか?
今回ラサール石井さんは、兵庫県知事選で斉藤元彦前知事を再当選させた有権者への失墜を表す意味でこの言葉を使われた様子。
「社会の底が抜けた」という言葉は、この他にどんな使い方が有るのかを見て行きましょう。
社会的な価値観やモラルの崩壊
まず思い浮かぶのは、不可抗力で「社会的に絶望的な状況」に追い込まれた時に「社会の底が抜けた」という言葉を使う事が出来るのではないでしょうか?
具体的には…
例:内紛などで、人々が信頼していた社会のルールが機能しなくなった時
などが挙げられると思います。
人々の信頼の喪失
政府、企業、コミュニティなどへの信頼が大きく損なわれ、人々が希望を失うような時に「社会の底が抜けた」という言葉を使う事が出来るのではないでしょうか?
具体的には…
例: 企業や政府の不祥事が相次ぎ、人々が社会に対する信頼を失った時
などが挙げられると思います。
災害などの天変地異
自然災害やパンデミックなどで、物理的な基盤や人々の暮らしが壊滅的な被害を受けた場合にも「社会の底が抜けた」という言葉が使えそうです。
具体的には…
例: 震災後の被災地では、社会の底が抜けたような状況が続いた
といった使い方などが挙げられると思います。
「社会の底」という文字の通り、ややシリアスな場面で使う事が多そうな言葉ですね!
しかし、Twitterでバズったという事を考慮すると、パロディー気味な使い方も流行りそうですね!
まとめ
この記事では、2024年11月18日にトレンドワードになった「社会の底」という言葉の意味が「社会に対する失墜」だったという事をご紹介してきました。
ラサール石井さんが発した一言が、有権者の感情を逆撫でしてしまった事で生まれた今回のトレンドワード。
幸か不幸か、有権者の政治に対しての関心度を高める事になったようです。
今回の騒ぎが「社会の底」の再構築になる事を期待せずにはいられません。