2024パリ五輪の終盤に、女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手。
メダル獲得直後から、各テレビ局では北口選手のメダル獲得エピソードを紹介していました。
そんな中、同様に北口選手のエピソードを取り上げていた、人気テレビ番組の「アッコにおまかせ」で和田アキ子さんの口からまさかの失言が!
あろう事か、金メダリストを「トド」に例えて発言してしまい、視聴者からは「引退」を要求するコメントも寄せられる事態に…
この記事では問題となった発言シーンの「動画」と、和田アキ子さんの発言が誤解して伝わってしまった理由を解説していきます。
和田アキ子さんの失言内容とは?
失言に繋がってしまったのは、今回女子やり投げで金メダルを獲得した「北口榛花」選手が、競技会場でおやつのカステラを食べていたこのシーン。
番組内で、「北口榛花」選手がフィールドに寝そべってオヤツのカステラを食べているシーンが取り上げられ、スタジオメンバーらが微笑むシーンも。
しかし、和田アキ子さんの問題の発言はこの直後に起きてしまいました!
あろう事か、寝そべってカステラを食べている北口選手に対して「なんか、トドみたい」と発言。
これを受けてネット上で、この発言が大炎上。
Twitterでも関連ワードがトレンド入りしてしまうなど、パリ五輪終了直前に大騒動が起きてしまいました。
問題動画を検証!和田アキ子さんの「トド」発言に引退勧告?
フィールド競技で日本人初の金メダルという、歴史的快挙を成し遂げた北口榛花選手に対して、「トドみたい」と発言してしまった和田アキ子さん。
早速問題のシーンを動画で見て行きましょう!
炎上してしまった発言は、動画の25秒付近から。
北口選手の、勝つための”ゲン担ぎ”を紹介していた際に和田アキ子さんは口を滑らせてしまいます。
和田アキ子さんの発言に対する反応。引退勧告も…
Twitter上では、和田アキ子さんの発言に対して、
「金メダリストに対して失礼」
「フワちゃんは干されかけてるのに、和田アキ子はお咎め無し?」
「そろそろ潮時じゃない?」
「もう昭和のノリは終わったんだよ」
などと、和田アキ子さんに対する批判的な声が集中。
一部のコメントでは和田アキ子さんの「引退」を求める声も噴出し、この発言の波紋は広がり続けています。
真意ではなかった?誤解を招いた理由4選
本心としては、ちゃんと賞賛したかったのに、真意とは違った形で広がってしまった可能性が高い今回の騒動。
ここからは、誤解されて広まってしまった理由を考察していきます。
①実際の放送シーンが「切り抜かれた」
実は、先ほど紹介した動画は「トドみたい」と言ったシーンをかなり強調した切り取り動画。
実際の放送では、北口選手の話題になった瞬間から和田アキ子さんは嬉し涙をこぼして祝福。
そして、次のように発言。
「何回見てもダメ。涙腺が弱くなって…」と、以前から北口選手の「ファン」である事を公言していた和田アキ子さんが、北口選手の快挙に際して涙。
日本人初の快挙を心の底から祝福するシーンが、実際の放送には含まれていました。
その後の「トドみたい」発言で、賞賛の言葉を全て帳消しにしてしまった和田アキ子さん。
「トドみたい」発言のシーンだけが切り抜かれたため、真意とは違った捉えられ方に繋がった可能性が有ります。
②例え方が悪かった
そもそも、「トド」と言えば、体が大きく体重が重い動物。
陸上に居るときは基本的に寝そべった状態で生息しています。
一般的にあまり良い例えに使われない動物を、北口選手に対して使ってしまった為、反感を買う結果に。
「ファン」と公言していた北口選手に対して”ディス”を浴びせたように捉えられてしまいました。
③愛情表現を間違えた
そもそも「北口選手のファン」と公言していたにも関わらず、「トドみたい」と言い放ってしまった和田アキ子さん。
実際には「トドみたいに横たわって…。可愛いなあ~」と発言しており、寝そべってカステラを食べた事に対する苦言ではなく、「栄養補給する姿も可愛いなぁ」という意味で発言された可能性が高いのです。
例え方を間違えなければ、このような騒動にはならなかったのかもしれません。
④時代錯誤
昭和であれば、多少のディスは愛情として受け止めてもらえる時代でしたが、今は令和。
ディスそのものがパワハラとして捉えられやすく、特にも見た目に対するディスはタブー視されているのが実情です。
「昔のテレビ」の感覚で後輩をイジる癖が抜けていなかった事が今回の騒動の引き金になってしまったのかもしれません。
まとめ
ふとした発言から、歴史的快挙を成し遂げた金メダリストに失言をしてしまった和田アキ子さん。
後輩の有吉弘行さんも「ダメなんだよ、ああいうことを言っちゃあね」と、和田アキ子さんを案ずるコメントを公開。
実際の放送内容的には、発言の真意は「悪口」ではなかったようですが、今回は色々と不遇が重なり大炎上してしまった様子。
大御所芸能人が、一般視聴者から「引退勧告」されてしまう現代。
和田アキ子さんは、この件で「投げやり」にならず、令和の時代に沿ったコメントで、今後もお茶の間を楽しませて欲しいですね!