2024年7月27日、パリ五輪で行われていた「男子 柔道60㎏級」。
そこで世紀の誤審があったとしてネット上では大論争が巻き起こっています!
大誤審があったとされる「問題の試合」は、日本代表の『永山竜樹』選手とスペイン代表の世界王者「フランシスコ・ガルリゴス」選手の一戦。
結果的には、永山竜樹選手の『1本負け』となってしまいましたが、この判定に世界中から注目が集まっています!
柔道で誤審?審判は誰?
今回の試合の審判を務めたのはこの方。
【名前】 | Elizabeth Gonzalez (エリザベス ゴンザレス) |
【国籍】 | メキシコ |
【生年月日】 | 1987年4月21日 |
【年齢】 | 37歳 |
誤審とされている判定内容
問題とされる審判内容は、スペイン代表の「フランシスコ・ガルリゴス」選手が永山竜樹選手に締め技をかけた所で、審判の『エリザベス・ゴンザレス』さんが「待て」をかけました。
しかしスペインの「フランシスコ・ガルリゴス」選手は力を緩めずに永山選手を締め続けてしまった様子。
永山選手は審判の「待て」を聞き、力を緩めたようですが、スペインの選手が「待て」を無視して永山選手を締め続けました。
その後、永山選手が一瞬動かなくなった為か、「失神してしまった」とみなされ、まさかの1本負け!
本来であれば「待て」がかかった時点で、相手選手は締めを解いて立ち上がらなければなりません。
しかし、「待て」に従わず、締め技を解かずに永山選手を締め続けた選手に対して、黙認し続けた上に「一本」をスペイン選手に与えてしまった審判。
このジャッジに対して日本国内外から批難の声が相次いでいます。
永山竜樹選手が失神?会場からは審判に大ブーイング
このジャッジを受けて会場からは大ブーイングが巻き起こり、日本選手団のコーチは審判団に対して10分以上抗議。
永山竜樹選手も試合後の相手選手との握手を拒否し、映像判定を求め、5分以上畳から降りずに抗議を決行。
しかし、その甲斐虚しく判定は覆らず、永山竜樹選手は準々決勝で敗れてしまいました。
ネット上では批判コメントが集中
このジャッジを受けて、ネット上では「怒りの声」が噴出!
Twitterでは、この審判に対するツイートがトレンド入りして批判が集中しています。
選手が待てに気づかないって事はよくあるけど、主審が即座に止めようとしなかったのは馬鹿過ぎる。
待ての意味分かってんのか? 副審もいるだろ? 役立たず。 篠原の時の誤審より酷い
待てをした後も締め続けた時点で反則+犯罪なんだけど
ルール無視した選手に一本与えるとかアタオカ過ぎ
自分で待て言うといて、やっぱ無しでそのまま一本。誤審ってレベルじゃないやろ!審判やめてしまえ
待てがかかっても締め続けるのは関節技と違って命に関わる。こんなレベルの五輪なんてやめてしまえ。
といったように、誤審をしたとされる審判に対して厳しい意見が寄せれれています。
まとめ
この騒動により金メダルの可能性が無くなってしまった永山竜樹選手は、この後行われる敗者復活戦で「メダルの死守」を余儀なくされています。
柔道の誤審と言えば、篠原信一さんがシドニー五輪で「大誤審」を受けてしまい金メダルを逃してしまいました。
もし今回のジャッジが本当に「誤審」となると、日本柔道界にとっては24年ぶりの「屈辱」となってしまいます。
パリ五輪開催直後に起きてしまった今回の騒動。
パラリンピックも含め、より一層の公平公正な「ジャッジ」が審判団には求められます。