新幹線の連結と言えば、もちろん各車両間を繋ぐ連結も存在しますが、
一番インパクトのある連結と言えば、
東北新幹線の「はやぶさ号」や「こまち号」の連結のように、別々の編成を連結する姿が一番見ごたえがありますよね!
この記事では、新幹線「はやぶさ号」と「こまち号」の連結器メーカーをご紹介!
連結器メーカーはどこ?というニッチな疑問にお応えしていきます。
新幹線の連結器とは
新幹線の連結の中でも、ひときは見ごたえのある連結が、東北新幹線「はやぶさ号」と「こまち号」の連結のように、
別々の編成同士を連結するシーンではないでしょうか?
10両編成の「はやぶさ号」と「こまち号」を繋ぐ連結部分は、まさに圧巻の見ごたえです!
2つの編成で1000トン近い重量を繋ぐこの「連結器」ですが、どこで作られているのか気になりますよね~
次の章では、新幹線「はやぶさ号」や「こまち号」の連結器メーカーをご紹介していきます!
新幹線「はやぶさ」の連結器メーカーはどこ
それでは早速、東北新幹線「はやぶさ号(E5系車両)」の連結器から調査していきます。
国内最速320㎞/h走行を支える「連結器」は一体どこのメーカーが作っているのでしょうか?
調べた結果では、はやぶさ号の連結器に携わっている可能性が高い会社がヒットしましたのでご紹介していきます。
福島製鋼株式会社
まず、最初にヒットしたのは「福島製鋼株式会社」。
こちらの会社では自動車用や、鉄道車両用の鋳造品をメインに製造されている様子。
ホームページトップの写真でも、「はやぶさ号」の画像が紹介されています。
〒960-8057
福島県福島市笹木野天竺田8−1
こちらでは、「先頭用連結器」と呼ばれる部分を製造されている様子!
ちなみに、「はやぶさ号」と「こまち号」の先頭車両同士を連結する部分の事を「先頭連結器」と呼ぶのだそうです。
先頭連結器単体で見る事はなかなか出来ないので、貴重な写真ですね!
公式のホームページにも記載されている通り、
『新幹線の連結器は国内シェアのほぼ100%を鉄道業界に提供しています。』と記されているので、
東北新幹線「はやぶさ号(E5系車両)」の先頭用連結器は「福島製鋼株式会社」が製作している可能性が有ると言えそうです!
新幹線「こまち」の連結器メーカーはどこ
続いて、秋田新幹線「こまち号(E6系車両)」の連結器を調査していきます!
こちらの編成に用いられる連結器のメーカーを検索していくと、
先ほどと同じように、「福島製鋼株式会社」の情報が出てきました。
新幹線の「連結器の国内シェアほぼ100%」を誇る企業であることから、こちらのメーカーが「こまち号(E6系)」の先頭用連結器を作っている可能性が有るという事が言えそうです。
その他の連結器メーカー
先ほどご紹介してきた連結器メーカーの他にも、日本国内には多数の連結器メーカーが存在している様子。
以下にその一例をご紹介していきます。
- 株式会社 日本製鋼所
- 日本製鉄 株式会社
- 三菱重工業株式会社
- 川崎重工業株式会社
一説では、これらの企業も連結器の製造に携わっているとの情報もあり、日本の鉄道網は多くの企業によって支えられているようです!
組み立ては川崎重工と日立製作所との情報
「はやぶさ号(E5系車両)」と「こまち号(E6系車両)」の製造や組み立て自体は、川崎重工や日立製作所などが手掛けている様子。
日本の大動脈でもある新幹線は、様々な企業の協力によって製造されているようですね!
まとめ
今回の記事では、なかなかお目にかかる事の出来ない『新幹線の連結器』を作っているメーカーさんをご紹介してきました。
日本の大動脈である「新幹線」は様々な企業の英知の結集によって支えられている様子!
岩手県の盛岡駅では、「はやぶさ号」と「こまち号」の連結や切り離し作業を見る事も可能との事。
連結や切り離し作業を見学する際には、新幹線開発に携わる日本企業の並々ならぬ努力に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか?